一般ブログ記事
2019年5月26日
郡上里川巡り7
5月25日(土)快晴・・・が、気温34℃!!(岐阜市内)5月なのに、異常事態としか考えられないですね。近隣の市町の小学校では運動会が開催され、熱中症になって倒れる児童が相次いでいます。温暖化が進行して、渓流の水温が上昇するとトラウトたちの生息域が狭くなってしまうという記事を以前に読んだことがあります。そうならないことを祈るばかりです。
今日も、午前中は部活指導。中体連が近いので子どもたちも必死です。屋外の気温は高いですが、私はバスケ部の顧問なので、屋内はさほど暑くはならなかったです。5月なので、湿度が低く屋内はサラリとしていたからです。
石徹白は別天地! と、言いたいところですが、到着した14:30分の車外温度計は32℃。暑い・・・もはや春ではないと決断し、フライは12番のピーコックパラシュートを結びます。カゲロウもハッチしていましたが、気分は夏!よって、フライも夏!!です。釣り人の数は多かったですが、木陰を丁寧にピンポイント攻撃していきます。5投目くらいで、早速ヒット!23センチのイワナでした。釣り人が多い割には反応はよかったです。もしや、みなさんまだカゲロウを付けているから、テレストリアルは魚たちも無警戒だったかもしれませんね。
その後も、フライを10番のマシュマロに換えたり、流れの緩やかなところでは18番のアントに換えたりと、臨機応変にフライチェンジをしながら釣り上がり、16時の段階で29cmを筆頭に8匹釣り上げることができました。わずか1時間半あまりですが絶好調! ・・・しまった。ここの尾数制限は10匹だった!イブニングのために強制休憩にします。
19時近くになると盛んにライズが始まります。10番のグレイフォックスにフライを換え、チビは相手にしない作戦をとります。これが功を奏して、最後はプリプリに太ったアマゴで締めることができました。
今日の絶好調は、フライが当たったということと、もう一つの要因があります。それは、タックルがマッチしていたということ。石徹白では、いつも7フィートで3番のグラスロッドを使用しています。つるや釣り具さんのオリジナルロッドで、石徹白くらいの川幅の渓流にぴったりです。キャスティングが非常にしやすく、全長15フィートくらいのリーダーの操作が楽です。小渓流ではロングリーダーだと周辺の木にフライが引っ掛かりトラブルでストレスが溜まります。その点15フィートくらいだと操作性に優れていてトラブルが少なくて済みます。さらにグラスは低弾性なので、魚がヒットしてからバレにくいという利点もあります。私は下流部はつるや釣り具さんの7フィートのグラス、上流部はイナガキさんのゼフィルス5フィート11インチ(グラスです)を愛用しています。