リーダーシステムは、フライフィッシングの道具の中でも、とりわけ重要な役割を持つ。渓流のイワナやヤマメを狙う場合、今では、全長20フィート前後のロングリーダー・ティペットのシステムを使う人が多いだろう。
ティペット部のスラック(たるみ)によってドラグを回避し、長いナチュラルドリフトを実現させるわけだが、一方で、ターンオーバーをさせにくいという弱点もある。スラックが入るのだから、ティペットは真っ直ぐ伸びない、というわけだ。
ナチュラルドリフト性能とターンオーバー性能は相反する。この折り合いをどこでつけるか。そうした視点で、特にテーパー比に着目しながら、各社のリーダーをレビューしてみた。
スーパーヤマメ フラットバット ブラインド

◆ラインナップ: 15ft (4x、5x、6x)
スーパーヤマメ マッチザハッチ

◆ラインナップ: 16ft (5x、6x、7x)
LDL(ロングドリフトリーダー)

◆ラインナップ: 15ft (4x、5x、6x、7x)
ウルトラロングリーダー

◆ラインナップ: 14ft、18ft (5x、6x、7x)