渓流フライフィッシングで使うフェザー系のマテリアル
コックネック
ニワトリの首の部分の羽。フライフィッシング専用に飼育されていて、採卵や食肉用のものとは羽の質感が大きく違うらしい。
ドライフライのハックルには欠かせないフライマテリアルだ。
様々なカラーや模様があり、ダイド(染色)したものもあるので、フライによって使い分ける。
フタバコカゲロウなどの淡い色合いにはブルーダンなど。クロマダラカゲロウなどの濃い目のものにはブラウンなど。カディスやヒゲナガにはグリズリー。テレストリアルにはブラック。など、数種類を揃えておくとよいだろう。
販売されているコックネックにはグレードがあって、価格にずいぶん差があるのだが、安価なものだと#16より小さいくらいのフライに適した羽がとれないものが多い。
小さめのフライに使用するハックルは、コックネックの根元(下側)の羽なので、良く確認してから購入するといいだろう。
なお、「サドル」と呼ばれるニワトリの尾の羽も販売されているが、そちらは主にウェットフライに使われる。