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今月のフィールド ~2014年11月 会津大川~(動画あり)|フライフィッシング データバンク

「今月のフィールド」2014年11月は、福島県の会津大川をピックアップし、動画とともに紹介

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WILD-1スタッフと歩く飯豊連峰・秘密の源流
グッドコンディションのニジマスを狙う秋の南会津
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会津大川-1福島県・南会津町を流れる会津大川の田島付近にC&Rのルアー&フライ専用区間が誕生したのは2010年。
当初は知名度が低く人影もまばらだったようだが、南会東部漁協の熱心な取り組みにより、今ではすっかり有名なフライフィッシングフィールドとなった。通い詰めているファンも多いようだ。

大ニジマスの人気フィールド
人気の理由は、なんといってもコンディション抜群の大型ニジマスの存在。そして、一般渓流が禁漁となっている12月末までそのニジマスを狙うことができる点にもあるだろう。
この区間にはヤマメやイワナも放流されているのだが、他では主役のイワナやヤマメもここでは外道。やはり大型ニジマスのファイトを楽しみたい。と言っても、シーズン中にはここで50cmを超えるイワナが釣れることもあるそうなので、あなどるわけにもいかないのだが。

会津大川-2南会津町の田島周辺はのどかな山間の町。ここを流れる阿賀川が通称「会津大川」と呼ばれている。

この区間は「渓流会津ルアー&フライ特設釣り場」と名がつけられているが、全くの自然渓流だ。管理釣場の感覚で訪れると痛い目に遭う。野生を取り戻しているニジマスは、いい加減なドリフトやフライセレクトでは、思うように釣れてはくれない。一般的な渓流でイワナやヤマメを狙うのと同様のテクニックが要求されるのだ。
とは言え、一般的な渓流と比べれば魚影は圧倒的に濃い。ハッチがある日なら、ライズもあちこちで見つけることができる。丁寧な釣りさえ心掛ければ、良い結果を得ることができるはずだ。

会津大川-3渓相は、「これぞ里川」といった雰囲気。
ゆるやかな深瀬、広いプール、荒瀬、堰堤下の落ち込みなどが交互に現れる。手頃な川幅で気持ちよくロングキャストをすることができ、フライフィッシング向きのフィールドだ。

ニジマスは橋から確認できる
今回の取材は2014年10月下旬。
漁協の方によれば、ニジマス達はちょうど産卵期に入っていてフライに対する反応は渋くなっているという。それはドライフライでもニンフでもウェットでも同じだそうだ。余談だが、このフィールドを管轄する南会東部漁協の幹部にはフライマンが多い。今回お話を伺うことができた方も熱心なフライマンだった。
橋から見えたニジマスさて、それでも水面を流れるエサを活発に追うニジマスも少なくはない。「橋から覗くとニジマスが見えますよ」ということなので、どれどれと丹藤橋下の流れを覗くと、なるほどいるいる。ヤマメやウグイに混じって大きなニジマスを何匹か確認できた。

写真のニジマスは35cm前後だろう。この流れのメインのスジに悠々と定位していて、時折ゆっくりとした動作で水面の流下物にライズを繰り返していた。
地味なライズだ。飛沫をあげたり音を立てたりすることはなく、水面がわずかにモコっと盛り上がる感じ。波紋もあまり広がらない。小さな流下物を吸い込んでいるような印象だ。「今の時期はコカゲロウやガガンボのハッチがあります。サイズは#18くらい。なぜか#10ほどの大きなダンパターンのフライに飛び出すニジマスもいますけどね。」と漁協の方が教えてくれた。

フッキングフライが静かに消えた
橋の下に移動し、先ほどのニジマスを狙ってみる。ティペットの先には#18のフローティングニンフ。ニジマスのいる位置がわかっているだけに期待が膨らむ。

3キャスト目くらいで、フライの流れる水面が盛り上がり、フライが静かに消えた。
軽くあわせると、ロッドにズシリと重みが伝わってくる。しっかりフッキングしたようだ。
水深のあるポイント。ニジマスは深く潜って力強い引きをみせてくれる。簡単には寄ってこない。潜り込むのを何度か耐えながらようやく寄せてきても、ネットに入れる寸前にまた走られる。それほど大きな魚体ではないのだが、パワフルだ。
そんなことを何度か繰り返してようやくネットに収めたのは、35~36cmほどのニジマス。会津大川のアベレージサイズのようで、この日はこのサイズが多かった。

堰堤下堰堤下でも
特設釣り場の最上流部でもライズを見つけることができた。
堰堤下に配置されているテトラから流れ出る狭いスポットにできたスジ。安定しているわけではなく、数分に一度くらいのライズだ。ここのライズもやはり地味で、飛沫があがるようなことはない。うっかりしていると見落としてしまうだろう。時折水面上に大きな背中が出てくることがあるので、興奮させられる。

ここのライズも#18のフローティングニンフにあっさりと喰いついた。サイズはやはり35cm前後だが、このニジマスもパワフルだ。苦労して寄せてきてもランディングネットを差し出すとまた力強く走り出す。日本でのフライフィッシングとは思えないファイトを見せてくれる。
しかし、このフィールドではこのサイズは小さい部類。漁協の方によれば「40cmを超えると次元の違う引きをしますよ」とのことだった。残念ながら今回の取材で釣れたニジマスは全て35cm前後のものばかりだった。

会津大川のニジマスここで再生産された魚も多い
ところでここのニジマスは、放流魚ばかりでなく、この川で再生産された魚体も多いそうだ。ここ会津大川で生まれ育ったニジマスというわけだ。そうした魚のコンディションは当然、別格。筋肉質で流線型の美しいボディに尖ったヒレ。太い流れで育ってきたので、パワーも別格なのだそうだ。

さて、会津大川ルアー&フライ特設釣り場では、12月いっぱいドライフライを使ったフライフィッシングを楽しめる。「ある程度の水温がある11月中頃まではガガンボやコカゲロウがハッチし、それにライズします。雪が降り始める頃になると、緩い流れでミッジにライズします。実はミッジへのライズが年間で一番安定しているんですよ。」とは漁協の方の話だ。

(掲載日:2014年11月01日)
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