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今月のフィールド 2015年11月 秩父フライフィールド-浦山川-|フライフィッシング データバンク

「今月のフィールド」2015年11月は、埼玉県の秩父フライフィールド(浦山川)をピックアップし、動画とともに紹介

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ダブルハンドで楽しむ晩秋の長野県・犀川
シーズン最後のヤマメ・イワナを狙え!
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■11月いっぱいイワナ・ヤマメを狙える自然渓流
埼玉県・秩父漁協が運営する秩父フライフィールド。浦山ダム下の浦山川の流れを利用した管理釣り場だ。
管理釣り場といっても流れは全くの自然渓流。流れに手を加えられていたりすることはない。シーズン中の一般渓流でのフライフィッシングとなんら変ることのないフライフィッシングを満喫できるのだ。
埼玉県・秩父フライフィールド(浦山川)
11月は一般渓流ではイワナ・ヤマメは禁漁となっているため、近年増えてきた「冬季釣り場」のたぐいの渓流フィールドでも、ニジマスのみをターゲットにしたフライフィッシングしかできないことがほとんどだ。

しかしここ秩父フライフィールドは「管理釣り場」という形態をとっていることからだと思うが、11月末までの営業期間中、ニジマスに加え、イワナ・ヤマメもターゲットにすることができる。
自然渓流でのイワナ・ヤマメ狙いのフライフィッシングを11月いっぱい楽しめる、貴重なフィールドというわけだ。

秩父フライフィールドでヒット■1日12名限定の予約制。
区間はおよそ800m。
1日12名限定。予約優先のフィールドだ。土日祭日は定員いっぱいになることが多いが、平日はゆとりのある日が多いという。

釣法は毛ばり釣り限定。フライかテンカラということになる。

取材は11月上旬の祭日だったので、やはり定員いっぱい12名の入渓者が毛ばり釣りを楽しんでいた。もちろんほとんどがフライフィッシャーだ
800mほどの区間に12名の入渓者というのは、一般渓流であれば、とてもまともな釣りはできない人数だが、ここではそれでも十分に釣りを楽しめてしまう。人の多さはさして気にならない。

秩父フライフィールドをドライフライで■驚くべき魚影の濃さ
その理由は、とてつもない魚影の濃さにある。

この日もその魚影の濃さには驚かされた。放流されたニジマスが流れに散ってきた時期ということもあったのだろうが、とにかく流れのどこにでも魚がいる。瀬でも淵でも偏光グラスで覗けば、必ず魚影を確認できる。足首ほどの水深もなく大きな石もないチャラ瀬ですら、魚が入っている。

さらにこの日は、水面近くに浮いていて流下する水生昆虫にライズを繰り返す渓魚が多かった。

実は前日は冷え込みが厳しかった上に降雨もあった。冷たい雨は水温をかなり低下させたことだろう。それがうって変わって取材当日は、うららかな釣り日和。手元の温度計では気温20℃を超えていた。
秩父フライフィールドでフライキャスティング■そこかしこでライズの飛沫が
おそらく前日は水生昆虫のハッチ(羽化)も少なく、渓魚の活性は低かったはずだ。しかしこの日は、入渓した午前10時過ぎにはミッジやコカゲロウを中心に、かなりの数の水生昆虫が渓を飛び交っていた。14時を過ぎるころになると大きめのメイフライの姿もかなり確認できるようになった。漁協の方によれば、フタスジモンカゲロウではないかという。
魚影を確認しやすいポイントで渓魚の行動を観察していると、渓魚たちは流下してくる水生昆虫を夢中になって捕食している様子が見てとれる。そこかしこでライズの飛沫があがっていた。
秩父フライフィールドのニジマス
前日の悪コンディションから上向く形での絶好のコンディション。こんな日はドライフライフライのフライフィッシングが最高に楽しめる。

■レギュラーサイズのニジマスは釣れるが
実際釣り始めると、ドライフライにニジマスが次々に飛び出してくる。ティペットに結んだフライは、ハッチに合わせて#16~#18のメイフライパターン。このサイズのフライパターンであれば、ニジマスはいくらでも釣れてしまう感じだ。
しかし釣れてくるのは、25cm前後のレギュラーサイズのニジマスと稚魚放流されたチビヤマメばかり。これでは少し飽きてくる。
岩盤脇でニジマスがヒットここ秩父フライフィールドには、50cm級のニジマスもいるし、グッドサイズのイワナ・ヤマメもいる。そこで途中から狙いをイワナ・ヤマメに絞ることにした。今シーズン最後のイワナとヤマメを手にしようというもくろみだ。

■イワナはどこに
ヤマメとニジマスを釣り分けることは難しいだろうが、イワナは着き場が明確に違うはず。日陰の石周りや岩盤脇、巻き返しなど、イワナの着きそうなポイントだけにフライを流す作戦にした。瀬やプールのど真ん中で起こっているライズは無視である。

ティペットの先は引き続き#16~#18。CDCのメイフライパターン。
イワナの着きそうな日陰大型ニジマスを狙うなら大き目のフライに交換するところだが、狙いはイワナだ。

実はここにはイワナはしばらく放流されていない。つまりここに棲むイワナはネイティブに近い状態だ。おまけに連日毛ばりを見せられて、ずいぶん痛い思いもしたはずだ。フライに対しては非常に神経質になっていることだろう。
そうしたことを勘案してのフライセレクトというわけだ。

ほどなくして納得いくサイズのヤマメは手にすることができた。
が、イワナは一向に姿を見せてくれない。巻き返しからも岩盤脇からも、フライに飛びついてくるのはレギュラーサイズのニジマスだった。
秩父フライフィールドのヤマメ漁協の方の話では、この時期のイワナは石の下に潜り込んでしまって、めったに水面には出てこないのだという。水面を流れるフライに対して極度に警戒しているということなのだろうか。
ニンフを沈めるなどすれば違った結果を得られたのかも知れないが、この日はドライフライで通したこともあり、結局イワナには会えずじまいとなった。

納竿したのは15時すぎ。ハッチもライズも最高潮を迎えていたが、光量が乏しくなって撮影が難しくなったため、取材を終えることにした。

■ヒゲナガにライズする大ニジマス
秩父フライフィールドのイブニング実はこの時間帯から後のイブニングでは、ヒゲナガのハッチが見られることがあるという。そんな時はそれまで水面に姿を見せなかった大ニジマス達が、ドボンドボンと豪快なライズを始めるのだそうだ。

秩父フライフィールドは普段は16時に営業終了するのだが、11月いっぱいは営業時間を17時までに延長している。運がよければ、ヒゲナガの豪快なマッチングザハッチを楽しめるかもしれない。

ところで、今シーズン(2015年)の秩父フライフィールドの営業期間は、3月1日~11月30日だったが、来シーズンは営業開始が早まるかもしれない。
このフィールドの2月は例年、ニジマスもイワナもヤマメも、ミッジに対して安定したライズをみせる日が多い、と漁協の方が教えてくれた。もしかしたら来シーズンは2月から、ここでミッジのマッチングザハッチも楽しめるかもしれない。
浦山川でフライキャスティング
(掲載日:2015年11月09日)
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秩父フライフィールド(浦山川)
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