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今月のフィールド ~2016年2月 長良川水系~(動画あり)|フライフィッシング データバンク

「今月のフィールド」2016年2月は、岐阜県の長良川水系をピックアップし、動画とともに紹介

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ダブルハンドで楽しむ晩秋の長野県・犀川
真冬の解禁。長良川水系のライズに挑む。
■真冬の解禁
例年、他フィールドに先駆けて2月1日に解禁となる、長良川中央漁協管内の長良川本・支流。待ちに待った解禁をここで迎える渓流釣りファンは少なくない。
解禁といっても、当たり前だが2月は真冬。雪景色の中でロッドを振るという日もでてくる。
雪景色の長良川
取材は今年(2016年)2月上旬だったが、案の定この日も雪がちらついていた。夜明け前にまとまった降雪があったようで、河原には積雪もみられる。

これはこれで美しい風景なのだが、フライフィッシングを楽しむということについては、なかなか辛い状況だ。
気温は2~3度ほど。雪交じりの冷たい雨。水温はかなり下がっているはずで、アマゴの活性は高くないだろう。
釣りをする人間にとっても、この寒さはキツイ。フライ交換やティペット交換すら、おっくうになってしまう。キャスティングもいい加減になる。
釣れないほうへ、釣れないほうへと、状況が進んでしまうわけだ。

長良川でキャスティング■アマゴの姿を求めて
さて、まずはアマゴを見つけなければならない。

2月の長良川中央漁協管内で釣れてくるアマゴは、ほぼ全てが放流魚だ。
解禁前の1月下旬に放流されたアマゴは、徐々に下流に流されていき、3月に入る頃には、魚影はあまり見られなくなくなってしまう。

放流されて間もないアマゴたちは、川のあちこちに満遍なく散りぢりに入っているわけではなく、ある程度まとまって群れのようになって泳いでいることが多い。

そのポイントを見つけることができれば、アマゴを手にすることができる確度は高くなる。

■有名ライズポイント・美濃橋長良川(美濃橋)
解禁から数日が経過しているとはいえ、アマゴたちが溜まっている可能性が高いのは、やはり放流地点の近くだろう。まずは長良川本流の放流地点を中心にライズを探しながら、川沿いに車を走らせる。

最初に覗いたのは、有名ライズポイントの美濃橋下だが、ご覧の雪景色。
例年、多くのフライマンがずらりと並んでキャストを繰り返すポイントだが、この日は釣り人の姿は見当たらない。しばらく眺めていたが、流れにライズが起こる気配も感じられない。
事前に、今シーズンはここまで、ここでのライズが少ないとの情報を得ていたこともあり、早々に移動する。

長良川(洲原神社下流)■洲原神社
続いて、洲原神社下流のプール。管内本流の最上流に位置する放流地点だ。

こちらは解禁当初、エサ釣りで多くの釣果があったそうだが、この日はライズも魚影も確認できない。
解禁当初は放流ポイントの下流に仕切り網が設置され、アマゴが下流に流されないようにしていたが、網はすでに取り外されたようだ。アマゴたちは下流に移動したのか、あるいは釣り切られてしまったのか。それとも、目視できない流れの底に溜まっているのか。
ここでもロッドを振ることなく見切りをつけ、移動する。

長良川(関観光ホテル裏)■関観光ホテル裏
今度は下流側に移動。やはり有名ライズポイントである関観光ホテル裏。こちらは、下流側なので積雪はない。

ここも解禁当初はパッとしなかったようだが、すぐ上流側の放流地点の仕切り網が外されたということだ。状況が変化している可能性がある。

流れを眺めるだけというのに飽きていたこともあり、ライズは確認できないが、ロッドにリールをセットした。小型ウェットを引っ張って様子を見る作戦。もしアマゴがいれば、フライを追いかけてくるのを目視できるはずだ。
が、案の定、フライを追ってくる魚影はない。ライズも一度も見ることはなかった。

板取川(浅野淵)■板取川は?
長良川本流は、この日は不調のようだ。それならばと支流の様子を見てみる。

まず足を運んだのは、板取川。ここはライズ目撃情報を得ていただけに、期待が高まる。

しかし、ご覧のとおりの雪景色。管内では比較的上流側に位置するフィールドなのだ。下流側では雨でも、こちらでは雪やみぞれになるというわけだ。
いずれにせよ、状況はよくない。釣り人の姿もない。もちろんライズもない。ロッドを振る気にもならない。あきらめて次の支流へと向かうことにする。

武儀川(宝見橋)■武儀川
移動先は、武儀川の宝見橋。ここもライズ情報を得ていたポイントだ。

到着すると、いた!
釣り人。全員がフライマンのようだ。ということは、ここではライズがあるということに違いない。
長年フライフィッシングをしているが、先行者の姿を見つけてうれしくなったのは、今回が初めてだ。

武儀川は、長良川中央漁協の管内では下流側に位置する。上流側では降雪だったが、ここでは雨が降ったり止んだり。それでもフライマン達は川に立ち込んでキャストを繰り返している。

武儀川のライズ■ライズが!
何人かのフライマンに話を聞くと、雨と風が収まり水面の波が消えるわずかな時間に、ライズはあるという。
ただし、やはり簡単には釣れないらしい。しばらく眺めていても、ロッドをしならせるフライマンは見当たらない。

ヒットフライについても聞いてみるが、「#30でないとダメ」、「ピューパしか反応しない」、「ライズがなくても波立った水面の時なら、#22くらいのアダルトパターンに出る」等々、人それぞれの答えが返ってくる。皆さんかなり試行錯誤している様子。アマゴは気まぐれにライズしているということのようだ。

水面に目視できる昆虫の流下はないが、風が収まると周囲にはぼちぼちとミッジが飛び交う。

武儀川に立ちこむ■いよいよキャスト開始
ライズが見られるのは、宝見橋直下から下流50mほどの区間。ここに7~8人が等間隔に並んでロッドを振っている。雨を避けて橋の下で様子を伺っているフライマンも数名。

次なる難関は、ライズポイントに立ち込むこと。隙間ができるのを待つしかない。キャストを繰り返すフライマン達の後ろの河原を、ロッド片手に歩き回る。

しばらくして、空いた場所に入ることができた。雨が止んでいる時間も多くなっている。ようやくキャスト開始だ。

■難しいフライセレクト
なるほど、風で水面に波が立っている時にはライズは見られない。おそらく#30以下の極小サイズのミッジが流下しているのだろうが、波立った水面で極小の流下物を捕食するのは、アマゴとしても難しいはずだ。なのでライズしない。
波立った水面の時には、水面直下や水面下を漂うミッジピューパやミッジラーバを捕食しているかもしれない。

風が止んで水面がフラットになっている時なら、#30のミッジアダルト・パターンなどに出てくれる可能性が高まる。
しかし風が止んで水面がフラットな時間は、そう長くはない。下手をすると、フライ交換をしている間にも、風が吹きだして水面は再び荒れてしまう。
このあたりが、フライセレクトに四苦八苦させられる理由なのだ。

武儀川でキャスト■スペントミッジ
さて、ここまでの文章のほぼ全てが言い訳のようになってしまったが、結局この日はアマゴを手にすることはできなかった。

ライズがあるということは、アマゴは確実に水面付近の何かを喰っていたわけだ。にもかかわらず、ノーフィッシュというのは、実に悔しい。が、これもフライフィッシングだ。

実は全く反応がなかったわけではない。波立った水面の時に使った#24のスペント・ミッジだ。風で水面に落とされ絶命したミッジは、羽を広げた状態で流れされる。それを模したのがスペント・ミッジ。
左右に広がったウイングの分、シルエットが大きくなるので、波立った水面でも捕食しやすいのかも知れない。何度かあった反応だが、フッキングしてくれなかったのが残念で仕方ない。
スペント・ミッジに反応
(掲載日:2016年02月17日)
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武儀川(宝見橋)
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