フライフィッシング データバンク

天然大トラウト連発!解禁直後の中禅寺湖!|フライフィッシング データバンク

WILD-1スタッフが解禁直後の中禅寺湖を狙う

現在位置
 > 天然大トラウト連発!解禁直後の中禅寺湖!
フライフィッシング動画
渓流フライフィッシングブログ
マイページ
フライフィッシングデータバンク・フェイスブックページ
WILD-1スタッフと歩く飯豊連峰・秘密の源流
天然大トラウト連発!解禁直後の中禅寺湖!
■国内屈指のトラウトフィッシングフィールド・中禅寺湖
中禅寺湖。栃木県・奥日光の玄関口に位置する。自然湖としては国内で最も標高の高い1,269 mにある湖だ。
元々この湖には魚類は生息していなかったそうだが、明治時代に入ってから盛んに放流が行われるようになり、今では国内屈指のトラウトフィッシング・フィールドとして名高い。釣りができるのは湖の東側半分で今期はC&R。フライフィッシングを含めた毛ばり釣りとルアーのみ。湖西側は全面禁漁区だ。

中禅寺湖のレイクトラウト■ここだけの鱒
中禅寺湖には、ここでしか釣ることのできない鱒が生息する。

右写真はこの取材で釣れたレイクトラウト。国内ではここでしか釣ることができない魚種。米大陸北部が原産のイワナの仲間。1966年に中禅寺湖に放流されたが今は放流されていない。今、ここに棲息するレイクトラウトは、全てネイティブ。天然物というわけだ。

中禅寺湖でしか釣ることのできないトラウトとして、この他にホンマスの存在がある。ホンマスは中禅寺湖の固有種で、ビワマスとサクラマスの交配種とされる。銀ピカの鱒だ。
これらにブラウントラウトを加えたものが、ここ中禅寺湖でのフライフィッシングのメインターゲットとなる。

■解禁から10日ほどで三度目の中禅寺湖!?
WILD-1のスタッフ取材は2016年4月上旬。アウトドアショップ・WILD-1のスタッフ3名の釣行を同行取材させていただいた。多摩ニュータウン店の角田さん。入間店の栗原さん。フィッシングバイヤーの室井さん。

WILD-1といえば、フライフィッシング用品の品揃えも充実したアウトドアショップとして我々フライマンにはおなじみだが、そのフィッシング部門スタッフの釣りに対する情熱には毎度驚かされる。

栗原さんは、今期、中禅寺湖はもう三度目だという。角田さんは二度目だが、明後日にまたここに来るとか。
中禅寺湖の解禁は4月1日。解禁からまだ10日ほどしか経っていないのに、もう三回目!?すっかり中禅寺湖に魅了されているご様子だ
もちろん他の湖にも渓流や本流にも出向く。湖のダブルハンドから低番手の渓流のドライフライまで、季節によって旬のフライフィッシングを楽しむそうだ。
取材させていただく度に、テクニックや道具類やフィールドについて様々な情報を教えていただくのだが、なるほど、これなら釣りも上手くなるし、フィールド情報の引き出しも多くなる。実に頼りになるスタッフさん達なのだ。
中禅寺湖でフライキャスティング

■「絵になる」ポイント
この日まず足を運んだのは、旧イタリア大使館別荘前。最近実績のあるポイントを外して、「撮影で絵になるポイント」を優先して案内してくださった。
中禅寺湖・イタリア大使館別荘前のフライフィッシング
中禅寺湖畔には、明治時代から昭和初期にかけて、各国大使館の別荘が建てられ、避暑地として使用されてきた歴史がある。

特にここ旧イタリア大使館別荘は、「ここは本当に日本なのか」と思ってしまうほどの素晴らしい立地にある。

別荘前はまるでプライベートビーチ。中禅寺湖の向こう側には日光白根山がそびえる。まるで欧州のリゾート地のような風景。

各国大使やその家族たちは、この地に滞在することで遠い故郷に思いを巡らせていたのかも知れない。
歴代大使は、もちろん東京で仕事をしているわけだが、その家族たちはこの別荘で過ごす時間がずいぶんと長かったらしい。

中禅寺湖・イタリア大使館別荘イタリア大使館別荘は、平成9年まで歴代大使が使用していたそうで、今の建物はそれを復元したもの。

現在は記念公園になっていて、建物にも入れるので、釣りの合間にちょっと立ち寄って、大使の気分を味わってみるのも良いかも知れない。
広縁の心地よさは格別。ここのソファに座って眺める中禅寺湖の美しさは必見だ。

さらに隣接している副邸では、当時の各国大使らが、社交活動の一環としてフライフィッシングを楽しむ様子が撮影された動画(活動写真?)を見ることができる。

■トラウトの存在は確認できるが
イタリア大使館別荘前でフライキャスティング日光白根山に向かって思い切りフライラインを伸ばすというのは、なんとも気分が良いのだが、この日イタリア大使館別荘前では肝心のアタリを得ることができない。
時折トラウトが水面に大きな水飛沫をあげるので、魚の存在は確認できる。しかし十分届く距離にもかかわらず、3人ともそれを狙うことはない。
室井さんいわく「あれは釣れないんだよ」。

渓流派のフライフィッシャーであれば、ライズを見つけた数秒後には、その付近にフライを投じていることだろう。しかし湖では、もうそこには魚はいない、ということらしい。

■ワカサギの群れの接岸
中禅寺湖のワカサギとフライセレクト「ワカサギを喰ったのでしょうね」と栗原さん。なるほど3人とも小魚をイメージしたフライを使っている。

この時期の中禅寺湖のフライフィッシングでは、ワカサギの動きを意識する必要がある。トラウトたちの主食はワカサギであることが多いのだ。
「今年は解禁からワカサギが岸に寄っています。例年より早いですね。」と角田さんと栗原さんが口をそろえる。ということは、トラウトたちもそれを追って岸に寄ってくるはず。

実際この日も岸辺を観察していると、ワカサギの群れがごく浅い場所まで回遊してくるのを見かけることができた。

が、投じるフライに反応はない。
実はこの日は、前日までと比べて水温が大幅に下がっていた。前夜からの急激な冷え込みで、早朝の気温はなんとマイナス5度。高地とはいえ、これは寒すぎる。これがトラウトの動きを鈍くしてしまったのかもしれない。
途中で話をした漁協の方も「今日は釣れている人を見かけてないよ」という。
イタリア大使館別荘前はあきらめて、次のポイントに移動することにした。

■次のポイント「狸窪(ムジナクボ)」
移動先は「むじな窪」と呼ばれるポイント。こちらも抜群のロケーション。中禅寺湖でも屈指の絶景スポットだ。
「このワンドはトラウトのたまり場としても有名です」と角田さん。しかしここでも魚信は得られなかった。
むじな窪でフライキャスティング

■ランチはワンバーナー・クッキングで
さて、ここ狸窪では、角田さんがワンバーナー・クッキングでランチを作ってくれた。
中禅寺湖でランチ
さすがはアウトドアショップのスタッフ。手際が良い。
チャチャっと道具を広げたかと思うと、あっという間にホットサンドを完成させ、アツアツのコーヒーまで淹れてくれた。

コンビーフとチーズとトマトソースのホットサンド。この日のように気温が低いと、暖かい食事、暖かい飲み物はありがたい。
絶景の中禅寺湖畔でアウトドア・ランチ。素敵なロケーションということもあって、とてもおいしく感じられた。

■情報収集
ランチをとりながら、角田さんは盛んにスマホをいじっている。
情報収集をしているのだ。角田さんと栗原さんのご友人・M氏らが、中禅寺湖の別なポイントで釣果を上げているのだという。

「レイクトラウトを何本かキャッチしたそうです」と角田さん。

中禅寺湖通いをしている角田さんと栗原さんのもとには、多くの釣り仲間からリアルタイムな情報が飛び込んでくる。WILD-1フィッシング部門のスタッフには、こんなふうにしてフィールド情報が集まってくるのだ。情報通のスタッフさんというのは本当に頼りになる。
「M氏たちと合流しましょう」ということで、そのポイントに移動することにした。

■この日はM氏の一人舞台
中禅寺湖のヒットシーン角田さんと栗原さんの釣り仲間・M氏も相当な中禅寺湖フリークだ。今年も解禁以来、休日は全て中禅寺湖通いに使っているという。
この日もすでに70cmオーバーを筆頭に4本のレイクトラウトを釣り上げたという。私たちと合流した後にも、さらに3本のレイクトラウトを手にしていた。

「今日のレイクトラウトは底のほうでワカサギを喰っているようです」とM氏。「フライをじっくり沈めて、かなりゆっくりした速度でリトリーブしています」ということ。結ばれていたフライはリアルイミテーションのワカサギ・パターンだった。

釣果がでない釣り人が多かったこの日に、合計7本のレイクトラウト。M氏の一人舞台ともいえる1日となった。
角田さんの写真
右写真は、今シーズン別な日に角田さんが撮影した幻想的な中禅寺湖と、釣果のレイクトラウト。このレイクトラウトも立派な魚体。ヒレが大きく美しい。

今回の釣行では快晴の中禅寺湖が我々を迎えてくれたが、雲のある日の中禅寺湖もまた、美しい。標高の高い中禅寺湖では、写真のように、雲の中に湖が広がっているような景色になることがあるのだ。
こんな光景の中でロッドを振ることができるのも、中禅寺湖の魅力といえるだろう。

さて、今回お三方は13~14ft、8番~9番のロッドを使っていた。
角田さんと栗原さんは、ダブルハンドのスペイ・キャスト。室井さんはシングルハンドで、1日中オーバーヘッド・キャストで通していた。

■これからがシーズン本番
「中禅寺湖ではもうしばらくすると、産卵を終えて弱ったワカサギが、岸近くの水面に浮き始めます。それを大型トラウトがガバリと喰うんです。」と栗原さん。この記事が公開されるころには、そんなシーンを見ることができるだろう。
「その後には、セミをイメージしたドライフライが面白い季節が始まります」とのこと。季節によって旬の狙い方があるわけだ。
そんな旬のフィールド情報をたくさん持っているWILD-1のスタッフたち。実に頼もしい存在だ。
中禅寺湖のフライフィッシング
(掲載日:2016年04月26日)
■動画で見る特集
この記事の関連地図
中禅寺湖(むじな窪)
この記事の関連ページ
新着フライフィッシングブログ
プロフィール写真
◆2018年10月18日
turitaiwanさん
プロフィール写真
◆2018年10月16日
あくあさん
プロフィール写真
◆2018年10月14日
釣りバカ先生さん
当サイトに掲載の記事・動画・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。
Copyright©2018 フライフィッシング データバンク. All Rights Reserved.