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ハーディーと歩く木曽路の渓(動画あり)|フライフィッシング データバンク

木曽路の美渓とヤマトイワナの山岳渓流

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新緑の美渓とヤマトイワナの山岳渓流
木曽路の美渓・阿寺川
「息をのむほどの」という表現を使うことがあるが、まさにその表現どおりの風景を目にすることができた。
写真は長野県大桑村を流れる阿寺川・狸ヶ淵でのショット。
長野県大桑村・阿寺川・狸ヶ淵での1枚
阿寺川は木曽路の美渓としてはあまりに有名だ。
フライフィッシングの核心部はキャンプ場よりも上流側だが、その下流側では、釣り人よりもこの渓流の美しさを目当てにした観光客の姿のほうが目立つ。

この撮影をした狸ヶ淵は、キャンプ場よりも下流側。観光客の多いエリアにある。
狸ヶ淵のとなりには狐ヶ淵と呼ばれる淵もある。狸と狐が何かに化けた際、水面に姿を映して出来栄えを確認したのだという。
だが実際の狸ヶ淵は、透き通っていて川底に転がる石までくっきり見える。透明度が高く、水面に姿を映すという感じではなかった。

阿寺川・狸ヶ淵新緑色の渓
阿寺川では、コバルトグリーンの水面と、落ち込みの白泡のコントラストが訪れる者の目を奪う。

今回の取材は5月中旬。ちょうど若葉が芽吹いた直後で、渓の周りは新緑の明るいグリーンに包まれていた。
この新緑の色と青空の色が水面に照らされて、コバルトグリーンの流れが出来上がるわけだ。

どうやら、阿寺川の美しさが最も際立つタイミングでここに来ることができたようだ。

美渓に映えるハーディーのバッグ
狸ヶ淵とハーディーのフィッシングバッグ今回の木曽路の旅は、ハーディーのフィッシングバッグと一緒に歩いている。コンパクトバッグ(ジャパンリミテッド)というタイプ。

生地や革などの素材と仕上げの質の高さは、写真からでも見てとれる。

英国の名門フライフィシンブランド、ハーディー(HARDY)では、古くから同型のバッグをラインアップしていたが、今回持ってきたバッグは、英国製のそのバッグを日本の職人の匠の技で再現した日本製。「英国の伝統」×「日本の技」と銘打たれたシリーズだ。

古いハーディー・フィッシングバッグが持つ上品で落ち着いた風合いを、最新の素材と手間隙かけた加工技術で再現。それを現代の高品質バッグとしてブラッシュアップした。日本製ならではの贅沢でハイクオリティな仕上がり。
ハーディー(HARDY)コンパクトバッグ
そのため、価格も英国製の既存品より高くなっている。

ゆったりした収納
ポケットは外側に2つ。内側にも2つ。大きめにゆったりつくられている。
外側ポケットは、大き目のフライボックスでも、余裕を持っていくつも入れることができる。

小物類が多く、それを慌しく取り出すことの多いフライフィッシングで使うバッグは、収納力は重要だ。それがゆったりつくられているというのは、とても助かる。

「コンパクトバッグ」という名だが、日本の渓流フライフィッシングでは、このサイズが丁度良さそうだ。フライフィッシングの小物類一式とペットボトルや軽食を入れて歩いても、バッグの中にはまだ余裕があった。

ハーディー・コンパクトバッグ(ジャパンリミテッド)質の高い素材と仕上げ
それにしても、このバッグの生地や革の質感、加工や縫製などの質の高さは素晴らしい。中のものを取り出すたびに、「品のいいバッグを使っている」という満足感を感じることができる。

太い糸で粗く織り上げられた厚手コットンツイルの生地の質感は絶品。この生地には撥水加工がされているのだが、クラシカルなルックスでありながら、こうした現代的な仕上げが施されているところは「ジャパンリミテッド」ならではだ。

革の加工にも、日本の熟練職人の技を感じ取ることができる。
使われているのは、厚口の本ヌメ革。これに染料とオイルを職人が数十回も手塗りをして浸み込ませるのだそうだ。
これによって、絶妙な色むらと透明感がでてくる。撥水効果も得られる。

アンティークで落ち着いた上質な質感は、こうした手間のかかる工程を経て生まれてくるのだ。
木曽の渓とハーディー・フィッシングバッグ

■江戸時代と現代が融合する木曽路の宿場町
木曽は、江戸と京都を結んだ中山道のちょうど中間あたりに位置する。江戸時代には交通の要所であった木曽には11の宿場町があって、多くの旅人で賑わったそうだ。
木曽福島宿
せっかくだからということで、今回は木曽路の代表的な宿場町、木曽福島宿を散策してみた。
この地には当時、日本四大関所のひとつに数えられた重要な関所が設置されていたそうで、まさに交通の要所だったという場所だ。

上ノ段地区には、当時をしのばせる古い町並みが今も残されているのだが、ただ古いだけではない。旧中仙道の面影を感じることのできる家屋の中が、実はオシャレなビストロだったりする。
江戸時代と現代が絶妙に融合した、なんとも素敵な場所なのである。

外国人観光客の姿もちらほら見かける。欧州から来たと思われるファッショナブルな旅行客が、自転車でのんびりとこの町並みの散策を楽しんでいたりする。
旧中仙道の古い宿場町を最新の自転車で駆け抜ける欧州の旅行客。妙な気もするし、なじんでいる気もする。不思議な空間がここにはあった。

■街の風景にも溶け込むバッグ
木曽福島宿とハーディーこの木曽福島の町並みもハーディーのバッグと一緒に歩いたのだが、これが実にしっくりとくる。
フィッシングバッグということになってはいるが、実はこのバッグ、街を歩く普段使いに使う人も多いのだ。

品のいい落ち着いたデザインと上質な仕上がりのこのバッグは、街の風景にも溶け込む。
記念写真をパチリと撮っても、このバッグが一緒に写っていると出来栄えが違う。写真写りのいいバッグだ。

ハーディーのこのバッグ、最近では有名なアパレルショップでも取り扱いが始まったのだという。フライマンだけでなく一般の人々にも、英国の老舗ブランドとしてハーディーの名前が知られ始めたというわけだ。

ヤマトイワナとハーディー・フィッシングバッグ

■天然ヤマトイワナの棲む山岳渓流へ
さて、釣りの話をしよう。
冒頭の阿寺川では、渓魚の姿を見つけることはできなかった。といっても、これは想定していたこと。阿寺川の魚影は濃くないのだ。
ヤマトイワナの山岳渓流木曽川漁協の努力で今は渓魚が棲んでいるが、水温が低いためだろう、元々は魚のいない川だったそうだ。

今回の木曽路でのフライフィッシングのメインフィールドは阿寺川ではなく、ヤマトイワナの棲む山岳渓流だ。

木曽川の支流。中央アルプスの山々を水源に持つ急流。

今回釣ったのは標高1200m付近の流れ。渓魚の放流はされていない。
ここは、太古の昔から脈々と命をつないできたヤマトイワナたちのパラダイスなのだ。

ヤマトイワナがヒット春の遅い高地のフィールドだが、取材時には雪代も終わっていて、周辺は鮮やかな新緑に包まれていた。

この付近での渓流釣りのシーズンは、ようやく始まったばかり。今シーズンはまだ、いくらも釣り人は入っていないだろう。
期待は高まる。

■増水気味の流れ
前夜から早朝にかけてのまとまった降雨の影響で、この日の流れはやや増水気味。少し濁りも入っている。

それでも、なんとかドライフライでいけるだろう。ティペットの先には#12のフローティングニンフ・パラシュートを結んだ。増水気味の渓では、大き目で浮力が高いフライが効果的だ。

ヤマトイワナとハーディーのバッグ落差があり段差の多い流れの大部分は、荒れた白泡の水面。ドライフライを落とせる穏やかな水面の部分は、いくらもない。

■小さなスポットから次々と
しかしこうした流れは、かえってポイントを絞りやすいという利点もある。
岸際や石の裏などにできた小さなスポットにフライを流すと、元気なヤマトイワナが次々に飛び出してくれた。

この日は大型こそ出てくれなかったが、22~23cmほどのサイズに遊んでもらえた。
どれも少し痩せ気味。しかしエサの多くなる季節はこれから。しばらくすれば、このヤマトイワナたちも、立派な魚体に育つことだろう。
木曽路の美渓とハーディー
(掲載日:2016年06月03日)
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阿寺川(狸ヶ淵)
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