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ハーディーと歩く白州(動画あり)|フライフィッシング データバンク

禁漁前。初秋の奥日光を釣る。

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南アルプスの美渓・尾白川を釣る ~ハーディーと歩く白州~
■南アルプスの麓・白州を流れる美渓
山梨県北杜市白州町(ほくとし はくしゅうまち)を流れる尾白川(おじらがわ)。南アルプスの麓を流れる美渓として知られる。
尾白川の美しい流れ
「白州」という地名は、この地に白砂でできた扇状地が多いことが由来しているそうだが、この尾白川の川底も白砂だ。

水源である南アルプスの甲斐駒ヶ岳(2,967m)や烏帽子岳(2,594m)周辺の花崗岩でできた山肌が風雨で削られ、長年かけて運ばれてきた白砂。この白砂と流れる水の高い透明度、周囲の緑とが重ね合わさることで、とても美しい光景がつくりだされている。

下の写真は駒ケ岳神社下の尾白川の流れだが、実はこの場所、テレビCMやドラマなどのロケ地としても有名。情報番組などで紹介されることもあるようだ。
駒ケ岳神社下の吊り橋この吊り橋は、角度を変えれば「あっ、あのCM!」と思い出す方もいるだろう。

そんな有名スポットだけに、ここでは釣り人よりも、観光客やトレッキング客の姿が目立つ。甲斐駒ヶ岳の登山ルートの入り口でもあり、登山客も多い。

今回の取材で驚いたのは、添乗員に引き連れられた外国人観光客を見かけたこと。どうやら観光ツアーの行程にも組み込まれているようだ。数年前には考えられなかったことだが、この渓の美しさはワールドクラスといっても過言ではないのかもしれない。

■英国の名門ブランド「ハーディー(HARDY)」と南アルプスの美渓
さて、今回は英国の名門ブランド・ハーディー(HARDY)のフィッシングバッグを連れて、白州・尾白川の渓流フライフィッシングを楽しんでいる。
ハーディーのフィッシングバッグでフライフィッシング

ハーディーがフライフィッシングメーカーとしての歩みをスタートしたのは1873年。フライフィッシング発祥の地とされる英国で140年以上もの伝統を積み重ねている老舗中の老舗。
当サイト読者の中にも、ハーディーの製品をお持ちの方は少なくないはずだ。

■「英国の伝統」×「日本の技」
尾白川とハーディーのフィッシングバッグ今回持ってきているのはコンパクトバッグ(ジャパンリミテッド)というタイプ。

「英国の伝統」×「日本の技」と銘打たれたシリーズのうちのひとつで、なんと日本製。Made in Japan のハーディーなのだ。

実は同じタイプのバッグが、古くから英国製の既存品にラインナップされている。今回のバッグはその既存品のリメイクということになる。

英国製の既存品のメーカー希望価格は22,000円。日本製のジャパンリミテッドは35,000円。日本製のほうが1万円以上も高い値段がつけられている。
ジャパンリミテッドは、日本のトップクラスの技を持つ熟練職人たちが、手間隙かけて丁寧に仕上げた、非常にクオリティの高いバッグなのだ。
ハーディー(HARDY)コンパクトバッグ
■細部に宿る匠の技
正確で繊細なミシンワーク。
厚くなってしまう革の重なり部をコンマ数ミリ単位で調整して薄くする「コバ漉き(こばすき)」。
数十回もの手作業で染料とオイルを染み込ませて仕上げた、高品位で厚口の革。
バレル磨きで仕上げ、クリアコーティングが施された真鍮(しんちゅう)の金具。

随所に日本の職人の匠の技が光る。細かな部分にまで手抜きがない。

生地、革、金具といった各パーツの品質の高さは、写真からでも感じ取っていただけるだろう。
革部分や金具などは使い込むほどに「味」が出てくるように仕上げられているのだという。頑丈なつくりと信頼感に溢れた縫製も、長年使用されることを想定したものだ。

上品で落ち着いたデザインは、英国製ハーディー・バッグをそのまま踏襲している。完成された飽きのこないデザイン。古い英国製の気品を感じさせる質感。こういうバッグは今、なかなか手に入らないかもしれない。
ハーディーのフィッシングバッグと美渓

■トレッキング道に沿う尾白川の流れ
さて今回の取材で入渓したのは、駒ケ岳神社を起点にするトレッキング道に沿う流れ。ここから上流の尾白川は、徒歩でしか入ることができない。尾白川の渓谷美が際立っている区間だ。
尾白川のフライフィッシング
トレッキング道は河原よりずいぶん高く離れた箇所が多く、どこからでも入渓できるというわけではない。
河原に降りても、滝などに阻まれて川通しに進める区間は短い。

河原に降りたりトレッキング道に登って歩いたりを繰り返すフライフィッシングになる。

さらに、この区間の魚影は濃くない。アマゴとイワナが放流されてはいるようだが、釣果だけを求めるなら下流部に入るほうがよいだろう。
渓谷美を眺めながらのトレッキングとフライフィッシングの両方が目的というような感覚でこなければ、このフィールドを楽しむことはできないかもしれない。

■渓魚の姿を見ることはできなかったが
バッグから小物を取り出す実は今回、イワナもアマゴも姿を見ることができなかった。言い訳をすれば、理由はいくらでもある。

観光客がジャブジャブと水遊びをしている場所が多かったし、観光客のいないポイントにはエサ釣りの先行者もいた。
午後から雨天になってしまったので、ロッドを振っている時間も短かった。

それでも悔しい感覚をほとんど感じずに済んだのは、このバッグと渓谷美のおかげだろう。
このバッグを連れて歩いていると、誰かに見られているわけでもないのに、なんだか少し誇らしい気分になれる。そんな気分で、緑のトンネルの中をトレッキングする。美しい流れの中でロッドを振る。

ハーディーのバッグでトレッキングこういう贅沢ってなかなか見つけられるものではないよな、などと思ってしまう。

キラキラのアマゴと出会えていれば、贅沢感はもちろん倍増したはずではあるのだが。

■高い収納力
ところで今回のこのバッグ、「コンパクトバッグ」というタイプだが、日本人の我々が使うと「コンパクト」というイメージではない。
ゆったりしたつくり。軽いトレッキングとフライフィッシングであれば、このバッグひとつで事足りてしまう。

外側に2つ、内側に2つあるポケットもゆったりとしていて、小物類も取り出しやすい。こうしたところは、昔の英国のデザインの良さかもしれない。
日本人がデザインすると、もう少しチマチマした印象のバッグに仕上がってしまうのではないだろうか。
ハーディーのバッグと美渓

■南アルプスの天然水の町・白州を散策
前述のとおり、この日は午後から雨に降られてしまった。結構なドシャ降り。なんとか渓魚を手にしたかったのだが仕方ない。予定を変更して、白州の街を散策することにした。
白州を散策白州は銘水の町として名高い。尾白川も名水百選に選定されている。

甲斐駒ケ岳をはじめとする南アルプスの山々から浸みだす良質の天然水を求め、歴史ある酒蔵や、ウイスキーの蒸留所、ワイナリーなどが、白州には集まっている。酒好きにはたまらない場所かもしれない。

ずばり「白州」という銘柄のウイスキーも造られている。
おなじみ「南アルプスの天然水」という銘柄の飲料水の工場もこの地にある。

甲斐駒ケ岳の周辺の地質は花崗岩(かこうがん)だが、周辺に降った雨や雪は、その花崗岩にゆっくり浸み込み、歳月をかけて磨かれながら地下水となる。そうして出来上がるのが、白州の銘水というわけだ。
ハーディーのバッグと白州
白州では蒸留所もワイナリーも酒蔵も、観光名所となっていて内部を見学できるところが多い。

この日は、以前から気になっていたウイスキーの蒸留所の散策を楽しんだのだが、ハーディーのこのバッグはこういうシーンにもしっかり馴染んでくれる。

「フィッシングバッグ」とされてはいるが、釣りだけでなく街歩きのシーンでも活躍してくれるのだ。

上品ででしゃばらないデザインと質感は、街の風景にも違和感なく溶け込む。釣りのときだけ使うのでは、もったいない。このバッグを手に入れた方は是非、街歩きにも連れていってほしい。

実際、ハーディーのこのバッグ、有名アパレル店でも取り扱いがされるようになったそうだ。フライマンでない人達にも、この英国の老舗ブランドが知られはじめたというわけだ。
ハーディーのフィッシングバッグ
(掲載日:2016年09月23日)
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