
ミッジフライとは小型の水生昆虫等を模したフライパターンのことで、ユスリカなどをイミテートしたもの。主に早春のまだメイフライやカディスのまとまった羽化(ハッチ)が見られない時期に活躍するフライパターンだ。
早春の渓流でのイワナやヤマメのライズは、ユスリカなどのミッジに対するものであることが多い。つまり、解禁当初、早春のフライフィッシングでは、欠かすことのできないフライパターンがミッジフライということになる。
また、夏の渓で羽アリに対するライズを見かけることがあるが、これにミッジフライを使うこともある。
サイズは#20以下の極小が多くなるので、繊細なタイイングが求められる。
ミッジ系のドライフライ ~渓流フライフィッシングのフライパターン~