
アリやコガネムシ、バッタといった陸生昆虫をイミテートしたフライパターンがテレストリアルフライ。
イワナやヤマメの食性は、6月中旬ごろを境に、水生昆虫の捕食から陸生昆虫(テレストリアル)の捕食へと切り替わる。その時期から秋の禁漁までの期間、フライセレクトの主役となるのが、テレストリアルパターンだ。日本の渓流のフライフィッシングでは最も使う時期が長いフライパターンかもしれない。
タイイングは、水生昆虫系のフライと比べると神経質でなく、サイズも#12など大きめに巻くことが多くなる。
テレストリアル系のドライフライ ~渓流フライフィッシングのフライパターン~