渓流フライフィッシングで使うフェザー系のマテリアル
ピーコックハール
クジャクの尾の羽。
クジャクの羽と言えば美しく大きな円形模様が思い出されるが、ピーコックハールは、その円形模様より下方にある長いフェザー。
夏のフライフィッシングでよく使用されるテレストリアルのボディとしておなじみのマテリアルだが、ニンフのソラックスに使われることもある。
ハールの束でも売られているが、ファイバーが細くて切れやすいものが多い。
ピーコックアイの、アイ(円形模様)より下方についているファイバーがハールなので、その部分を利用するほうが、強度的に満足できるだろう。
また、このフェザーの繊毛を擦り取れば、ミッジやクイルボディパラシュートのボディに使うストリップドピーコックになるが、ストリップドピーコックは、ハールでなくアイ(円形模様)の部分から作るほうが、縞模様をより綺麗に表現できる。
繊毛を取り除くには、爪でしごく方法、消しゴムでしごく方法が手軽で一般的。